過去ログ - 八幡「人の評価なんて当てにならねえ」
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7:1 ◆JY8EwYSc26[saga]
2015/04/29(水) 18:23:54.63 ID:YJnNelKho
変わらないのは家に帰れば小町が居ること、それとカマクラは今日も俺に無関心であることくらいだろう。

現在の俺が周りにどう思われているかは自分が一番よくわかっている。大半のネガティブな意見と、少数の理解者。以前に比べたらこれでも十分すぎる程だ。

故に未だに俺の存在を疎んじる者は少なくない。関わる人間が増えれば俺が望むことなく周りを侵食する。夏祭りに由比ヶ浜が相模から哀れみや侮蔑のようなものを向けられた時、俺はその場を離れるしかなかった。

原因が分かっていれば対処をする。今より悪くなることがないなら試しにやってみればいい。その結果周りが違和感を覚えようが、奇異を感じようが、やがてそれらは収束する。

人の評価なんて当てにならねえ。世の中は嘘と欺瞞に満ちている。

翌日から眼鏡をかけ始めた。以前小町と外出した際、遊びでかけた眼鏡でどういうわけだか、いいよー、お兄ちゃんいいよー。とおっさんくさいリアクションと合わせてお褒めの言葉をありがたくいただいた。その時は不要と断り購入しなかったものの、先日なんとなく遊びで買ってみるから一緒に見てほしいと話したら、小町の独断的趣味と感性とノリノリで選ばれたものだ。

こんなことで何かが変わるとも思っていないが、妹の言葉は無条件に信じてやるのが兄だ。どうせ今より悪くなることなどないのだからと半ば開き直りもある。髪型や着こなしについても考えたものの、イタズラに目立つだけだしそもそもセンスがないのでそうそうに無理と判断した。

「ヒッキーおはよー!……眼鏡!?どうしたの?」

「大した理由はない。必要になったからかけただけだ」

由比ヶ浜は俺の顔を覗き込み、正面、右から、左から見ると納得したように二回頷く。


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