過去ログ - 目が覚めると犬が死んでいて、手には指輪があった
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2:名無しNIPPER[saga]
2015/04/30(木) 02:36:56.60 ID:FqSE0XcJ0
おいで、ともう一度手を広げると、さっきと同じように犬は消えた。

そうか触れられないのか。


まぁ、そこまでの弊害はない。

あの毛皮に顔を埋めたりできないのは残念極まりないが、可愛いことに変わりはない。

素直だし。


犬を連れて外に出てみた。

見かけによらず賢いようで、首輪などはつけなくても私の後をひょこひょこついてくる。

健気な姿にたまらない愛おしさを感じる。


愛着もないと思っていた犬に対して、現金な奴だと自分でも思う。


道を行くと友達に出会った。


可愛い犬、というのででしょう、と自慢してやった。

犬は大人しく友達に撫でられていた。


羨ましいい奴め、飼い主である私でさえ触ったことないのに。

まぁ触れない訳だが。


あ、そうだ今度あっちの方にあるアイス食べ行こうよ!


そういって友達の肩を叩こうとすると、友達が消えた。


え。


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