61:名無しNIPPER
2015/05/09(土) 00:18:13.38 ID:uMMGPKgd0
咲(噂が広まるのは早いもので)
咲(昼休みになる頃には、高等部に私が透華様を振った事を知らない人は居なかった)
多くの生徒が、教室の外から咲を覗きに来ている。
憧「言っておくけど、私じゃないわよ」
咲が問い詰めるより前に、憧は答えた。
憧「こういうのは参加するよりも、見ている方が断然面白いもの」
憧「まあしかし、えらい騒ぎになっちゃったわね。昼休みの間は教室に居ないほうがいいかもよ」
確かにこれでは休まらない。その視線や声が、正直煩わしい。
どうしたものかと思案する咲は、不意に肩を叩かれる。
由暉子「よろしければ、お昼ご一緒にどうですか?」
咲「由暉子さん!?」
由暉子「さあ、早くお弁当を持って。」
由暉子は咲の返事を待たずにその手を取り、半ば強引に教室から連れ出した。
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