過去ログ - 京太郎「その片思いは八方塞がり」
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103: ◆3j.5pj2xjQ[saga]
2015/05/30(土) 02:06:58.85 ID:8AVYYhYBo
「むぐ……ごちそーさんっと、それじゃあやろうぜ!」
すぐにタコスを食べ終え座り直す京太郎。そしてその時、その場に居た京太郎と和以外の四人は確かに感じていた。
(なんじゃ……?)
(今、確かに風が吹いてきたじぇ)
(京ちゃん……?)
(……ついに、かしら)
そんな中、親決めが始まる。
「それじゃ私が起家だ……じぇ?」
優希が裏返した牌は南、起家の東では無い。普通なら驚くことでは無いがこれまで部活で優希が起家で無かったことは無い。その場に異様な空気が流れる。
そして、その空気を断ち切ったのは和だった。
「運なんだからそういうこともあります、というか今までがおかしかったんですよ」
「で、でも……」
「でもじゃありません、さあ早くめくりましょう」
「そうじゃな」
和が裏返したのは西、まこが北。つまり最後に残った京太郎の牌は、東――。
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