過去ログ - オリジナル百合SSアンソロジー集
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59: ◆kki2TKFLsM[saga]
2015/05/10(日) 16:31:06.59 ID:7JsQy9rlo
廊下に出ると、他のクラスの友人と話している子たちであふれていた。

まだ雨は降っていないようだが、じき降り出しそうな空模様を察して、外に出ないでいるようだった。


以下略



60:名無しNIPPER[sage]
2015/05/10(日) 16:44:23.43 ID:3QJjtsgJO
不良ちゃんきた


61: ◆kki2TKFLsM[saga]
2015/05/10(日) 16:49:26.89 ID:7JsQy9rlo
カンナ「おっと、姫路か」

姫路「よう」

弥生「姫路、アンタ、午前中見かけなかったけどもしかしてまたサボってたの?」
以下略



62: ◆kki2TKFLsM[saga]
2015/05/10(日) 17:08:39.20 ID:7JsQy9rlo
姫路「……ったく、コイツこそ、中学校時代はもっと面倒じゃなかっただろ」

弥生「まぁ、そうかもしれないわ」

カンナ「二人とも厳しいな……」
以下略



63: ◆kki2TKFLsM[saga]
2015/05/10(日) 17:24:57.63 ID:7JsQy9rlo
雪「えぇ〜〜〜ッ!? ら、らぶれとぅあぁ〜〜〜っ!?」

カンナ「ゆ、雪、声がおっきいよ……」

雪「そりゃ声もおっきくなるってぇ! ねぇねぇ、ちょっとだけ見せて! どんなの? 何が書かれてあったの!?」
以下略



64: ◆kki2TKFLsM[saga]
2015/05/10(日) 17:35:52.73 ID:7JsQy9rlo
……ラブレターの封筒に書かれていた名前には聞き覚えがあった。

確か、私達の1コ下。4月に入学した新入生の中でも、ひときわ目立つかわいらしい容姿の持ち主だった……はずだ。

どうせ、このバカのことだから、名前も何も知らない状態の彼女に、いつものように口説き文句を吹っかけたのだろう。
以下略



65: ◆kki2TKFLsM[saga]
2015/05/10(日) 20:10:05.77 ID:7JsQy9rlo
朝のことなど比にもならないくらいに

イライラして、仕方がなかった。


以下略



66: ◆kki2TKFLsM[saga]
2015/05/10(日) 22:26:27.56 ID:7JsQy9rlo
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆


手紙には

以下略



67: ◆kki2TKFLsM[saga]
2015/05/10(日) 22:41:57.86 ID:7JsQy9rlo
早歩きで廊下を進み、昇降口へと向かう。

まだ他のクラスは、ホームルームが終わっていないのか

廊下には誰もいなかった。
以下略



68: ◆kki2TKFLsM[saga]
2015/05/10(日) 22:51:03.25 ID:7JsQy9rlo
昇降口にも、生徒の姿はなかった。

私は乱暴に靴を脱ぎ、下駄箱の、自分の場所に手をかける。


以下略



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