過去ログ - 【Fate】凛「知られざる英雄たちの戦い」【スマブラ】
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302:名無しNIPPER[saga]
2015/09/09(水) 21:38:57.69 ID:XC8WoZCo0


 視線をこちらに向けることなく、キャスターが答える。未だ私たちにトドメを刺さないことには何か考えがあってのことだろうか。

 それでも、この命がある限りは、まだ戦える。考えることを放棄するな。

 ――私たちがここから勝利するために必要な条件、それはセイバーが如何に早く目を覚ますか。葛木の不意打ちを喰らったとは言え、セイバーはそう簡単にやられるサーヴァントでは無い。

 肉体がそこにある以上、まだ戦闘は継続出来る筈だ。

 一度やられた以上は、もう二度と葛木の攻撃を油断したりはしないだろう。起き上がることさえ出来れば、対魔力のスキルがキャスターの攻撃を防ぐ筈だ。

 しかし……。

 私の脳裏には、一つの焦燥が浮かんでいた。

 さっき、ランサーが口にした言葉。

 ――フン、相も変わらず、やっかいな『奇跡』だな、そいつは。

凛(そう、奴は『奇跡』と言った。それは私たちが日常で使う言葉のそれとは、意味がかけ離れていることは明白。なら――)




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