過去ログ - P「嘘をついてはいけない世界」
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1: ◆.xKc9zwqNY[saga sage]
2015/05/06(水) 21:39:55.72 ID:jBbJGw6V0
ホラーっぽい基地外ssです
本当は伊織の誕生日に合わせたかったけど間に合わなかった……

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2: ◆.xKc9zwqNY[saga sage]
2015/05/06(水) 21:40:28.11 ID:jBbJGw6V0
P「異世界に飛ばされる……某ゼロから始まるファンタジーなラノベを読んだ方なら、一度は夢見る出来事でしょう」

P「しかし、その異世界が貴方にとって望ましい世界であるとは限りません」

P「中には、とんでもない世界に飛ばされてしまう場合もあるかもしれません。そう、彼女のように……」
以下略



3: ◆.xKc9zwqNY[saga sage]
2015/05/06(水) 21:41:09.36 ID:jBbJGw6V0
……

伊織「で、その子は結局帰ってこなかったんだって」

亜美「ひぇぇぇ」
以下略



4: ◆.xKc9zwqNY[saga sage]
2015/05/06(水) 21:41:55.84 ID:jBbJGw6V0
亜美「大変だ、お姫ちんが殺されちまった!」

真美「この人でなし!」

伊織「何よ大げさね。アンタたちこんな作り話にびびり過ぎよ!」
以下略



5: ◆.xKc9zwqNY[saga sage]
2015/05/06(水) 21:42:49.04 ID:jBbJGw6V0
亜美「ぶーぶー、いおりんの嘘つきー」

真美「嘘つきはオシオキだべー!」

律子「ほら、アンタ達遊んでないで仕事よー」ガチャッ
以下略



6: ◆.xKc9zwqNY[saga sage]
2015/05/06(水) 21:43:21.39 ID:jBbJGw6V0
やよい「あれ、伊織ちゃんは?」

伊織「私はあと2時間くらい余裕あるから、少し休んでから行くわ」

「いってきまーす」
以下略



7: ◆.xKc9zwqNY[saga sage]
2015/05/06(水) 21:44:02.15 ID:jBbJGw6V0
……

「ゃん、伊織ちゃん!」

伊織「んぅ……何よ」
以下略



8: ◆.xKc9zwqNY[saga sage]
2015/05/06(水) 21:45:01.43 ID:jBbJGw6V0
伊織「あーもう、寝癖ついちゃってる! タクシーの中で直さなきゃ……」

やよい「あはは。はい、伊織ちゃんの荷物」

伊織「ありがとやよい。いってきまーす!」
以下略



9: ◆.xKc9zwqNY[saga sage]
2015/05/06(水) 21:46:49.47 ID:jBbJGw6V0



やよい「………………それ、嘘だよね?」

以下略



10: ◆.xKc9zwqNY[saga sage]
2015/05/06(水) 21:48:07.14 ID:jBbJGw6V0
やよい「どうしてそんな嘘をつくの?」

伊織「だから嘘なんかじゃ……」

やよい「嘘つきな伊織ちゃんは嫌いかなー」
以下略



11: ◆.xKc9zwqNY[saga sage]
2015/05/06(水) 21:49:03.51 ID:jBbJGw6V0
伊織「これで良いわね? それじゃ私は仕事に」

やよい「でもでも、やっぱり伊織ちゃんは嘘ついてたんだよね?」

伊織「どうしたのよやよい。あの双子の悪戯に協力してるならそれくらいにしときなさい」
以下略



12: ◆.xKc9zwqNY[saga sage]
2015/05/06(水) 21:49:51.83 ID:jBbJGw6V0
やよい「何が良いかなぁ……おめめを刳りぬくので良い?」

伊織「ちょ、ちょっと待ちなさいよやよい。アンタ今日おかしいわよ?」

やよい「大丈夫! 私こないだ春香さんのおめめも刳りぬいたんだけど、あんまり痛くなかったってほめてもらったから!」


13: ◆.xKc9zwqNY[saga sage]
2015/05/06(水) 21:50:41.10 ID:jBbJGw6V0
伊織「い、いい加減にしないと怒るわよ!」

やよい「じっとしててね伊織ちゃん。手元が狂っちゃうから」

伊織「っ!! やよい、ごめん!」ドンッ
以下略



14: ◆.xKc9zwqNY[saga sage]
2015/05/06(水) 21:51:40.84 ID:jBbJGw6V0
……

伊織「はぁ……はぁ、何なのよアレ。目が本気だったわよ」

伊織「やよいのことは後でプロデューサーか律子に相談するとして、とりあえず仕事を済ませなきゃね」
以下略



15: ◆.xKc9zwqNY[sage saga]
2015/05/06(水) 21:52:39.85 ID:jBbJGw6V0
伊織(っ!? だ、誰? ファンの人? 聞き覚えのある声な気がするけど……もう仕事まで時間ないし、とりあえずごまかさないと)

伊織「ち、違います! 人違いです!」

??「いやいや、何言ってるんだ? どうみても伊織だぞ」
以下略



16: ◆.xKc9zwqNY[saga sage]
2015/05/06(水) 21:53:33.78 ID:jBbJGw6V0
響「あはは、自分達も売れてきたからなぁ。伊織こそ、もうちょっとしっかり変装したほうが良いと思うぞ」

伊織「そうね。最近自分の足で街を歩いてなかったからちょっと気が抜けてたわ。それじゃ、私これから仕事だから」

響「ちょ、ちょっと待ってよ!」
以下略



17: ◆.xKc9zwqNY[saga sage]
2015/05/06(水) 21:54:39.45 ID:jBbJGw6V0
響「さっき、嘘ついただろ?」




以下略



18: ◆.xKc9zwqNY[saga sage]
2015/05/06(水) 21:55:31.14 ID:jBbJGw6V0
伊織「な、何なのよ一体!」ダッ

響「あっ、逃げるなよー」ダッ

伊織(何よこれ何よこれ何よこれ何よこれ! 皆何を言ってるのよ! 何で嘘ついた程度でこんな目に……大体、こんなの嘘のうちにも入らないわよ)
以下略



19: ◆.xKc9zwqNY[saga sage]
2015/05/06(水) 21:56:22.98 ID:jBbJGw6V0
伊織(くっ、響に足で敵うわけないわよ! ……あれは!)

伊織「タクシー! すぐに○×ビルまで行って!」バタンッ

響「あー、ずるいぞ! 次にあったらお仕置き10倍だからなー!」
以下略



20: ◆.xKc9zwqNY[saga sage]
2015/05/06(水) 21:57:09.28 ID:jBbJGw6V0
……

伊織「やよいだけじゃなくて響まで……これって何かのドッキリ? 趣味悪すぎよ……」ハァ

P「遅いぞ伊織! 仕事までもう時間がない。すぐ着替えてくれ!」
以下略



21:名無しNIPPER[sage ]
2015/05/06(水) 21:57:22.41 ID:V6dPL3kv0
しんじつはいつもひとつ
エタらないことを祈る
んだがほどほどに期待しとく



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