過去ログ - 二宮飛鳥「空の月に手を伸ばして」
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17: ◆ekZfrjcd.fgD[saga]
2015/05/07(木) 11:21:15.37 ID:1o/Q5QXBo
李衣菜「じゃあ、私はそろそろ家に帰るよ。
……色々と落ち着いてからでいいから、後で今後のスケジュールについてメールで教えてね?
それじゃ、また今度。お大事に──」

飛鳥「ああ。また今度……
以下略



18: ◆ekZfrjcd.fgD[saga]
2015/05/07(木) 11:23:42.32 ID:1o/Q5QXBo
飛鳥(あまりにも自然に口をついて出たから気づかなかったけれど……
『キチェ』とは一体何だ?)

飛鳥(なぜボクは、それをあたかも既知の単語であるかのように、
何の疑問も持たずに口から滑らせた?)
以下略



19: ◆ekZfrjcd.fgD[saga]
2015/05/07(木) 11:26:32.37 ID:1o/Q5QXBo
李衣菜「──落ち着いて、飛鳥ちゃん!」

飛鳥「ッ……! あたし、いや……ボクは、一体……」

李衣菜「……急に覚醒しちゃったせいで、頭がまだおっついてない、か。
以下略



20: ◆ekZfrjcd.fgD[saga]
2015/05/07(木) 11:56:58.63 ID:1o/Q5QXBo


李衣菜「……大丈夫? 落ち着いた?」

飛鳥「……何とか、ね。
以下略



21: ◆ekZfrjcd.fgD[saga]
2015/05/07(木) 11:59:54.97 ID:1o/Q5QXBo
李衣菜「…………
何というか、物凄く荒唐無稽な話になっちゃうけど、笑ったりしないでね?」

飛鳥「……笑わないさ。こんな衝撃的な体験をしたんだ、
今なら何を言われたって受け入れられるよ」
以下略



22: ◆ekZfrjcd.fgD[saga]
2015/05/07(木) 12:15:28.02 ID:1o/Q5QXBo
飛鳥「……宇宙人」

李衣菜「……飛鳥ちゃん。ちゃんとついてこれてる?」

飛鳥「……ああ。大丈夫だよ。
以下略



23: ◆ekZfrjcd.fgD[saga]
2015/05/07(木) 13:00:36.45 ID:1o/Q5QXBo
飛鳥「まあ、思い出せたのは殆ど知識ばかりで……
エピソードの方は、今一ハッキリしないけどね」

飛鳥「唯一確りと思い出す事ができたのは、さっき夢の中で見た……
SF漫画に出てくるようなカプセル……生体ポッド? の中で死んだように眠る……いや、あれは本当に死んでいるのか。
以下略



24: ◆ekZfrjcd.fgD[saga]
2015/05/07(木) 13:01:10.25 ID:1o/Q5QXBo
李衣菜「…………っ」ブワァ

李衣菜「……やっと、やっと会えた──」

李衣菜「『チュウ=ヒ』──」ダキツキッ
以下略



25: ◆ekZfrjcd.fgD[saga]
2015/05/07(木) 13:03:51.28 ID:1o/Q5QXBo
飛鳥「……不思議だね。こんなシチュエーション、初めて遭遇する筈なのに……
何でか……昔、何度もこういう事があったような気がするよ」背中ポンポン

飛鳥(しかし……ボクの前世と、李衣菜さんの前世は、
一体どういう間柄だったんだろう……)
以下略



26: ◆ekZfrjcd.fgD[saga]
2015/05/07(木) 20:07:35.67 ID:1o/Q5QXBo


飛鳥(……あの後。
泣き疲れて眠ってしまった李衣菜さんをベッドに寝かしつけたボクは、
何となく彼女と一緒の部屋にいるのが気まずくなり、ラウンジのソファで横になっていた)
以下略



27: ◆ekZfrjcd.fgD[saga]
2015/05/07(木) 21:14:17.12 ID:1o/Q5QXBo
飛鳥「……ん?
ああ、小梅か。こんばんは」

小梅「こ、こんばんは……
え、えと……ど、どうしたんですか……こ、こんな時間に」
以下略



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