過去ログ - 提督「ウチは平和だなぁ」艦娘「表面上は」 その2
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◆uyMG3dCVpM
[sage saga]
2015/07/23(木) 23:23:28.78 ID:TcK5Yj3x0
その後、
異変に気付き、駆けつけた榛名に散らされてようやく静かになった。
南方「・・・なんなの一体」
再びドアがノックされる。
めんどくさいなぁと思いつつ、ドアを開けると瑞鶴だった。
しかし様子が変だ。
南方「どうしたの?」
瑞鶴「ごめんなさい・・・」
瑞鶴は涙で顔をぐちゃぐちゃにさせて、鼻声で謝罪する。
南方「え・・・と話が見えないんだけど。とりあえず部屋にあがって?」
瑞鶴「・・・はい」
聞けばついつい口を滑らしたらしい。
瑞鶴「加賀さんを悔しがらせたくて・・・ごめんなさい・・・ごめんなさい・・・」
発端は些細なこと。
だが、これで先程の騒ぎの理由が分かった。
泣きじゃくる瑞鶴。すごい罪の意識に苛まれているのだろう。
それが可愛そうで、まるで自分の娘のように可愛く感じた。
南方「それでわざわざ謝りに来たのね」
瑞鶴「はい。本当にすいませんでした・・・」
南方「もういいから。失敗は誰でもするんだから、間違えたと思うんだったら次から気をつけなさい」
南方「これでこの話はおしまいっ」
笑顔でそう言われると瑞鶴はもう何も言えない。ただただ申し訳なかった。
南方「ほら、もう泣かないの」
抱きしめられた。その優しさに触れて、瑞鶴は声をあげて泣いた。
泣き止むまで南方棲鬼は瑞鶴を抱きしめて、子供をあやすように撫で続けた。
瑞鶴(やっぱり提督さんのお母さんなんだ。すごく・・・優しい)
通常、艦娘に母は居ない。だけど、これが母親というモノなんだと思うと心が温かくなった。
そしてそのまま眠りについてしまう。
南方「あらあら・・・」
そんな瑞鶴に南方棲鬼は微笑むと布団に寝かしつけて、今夜は一緒に寝ることにした。
瑞鶴「・・・おかあさん」
それは寝言。
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