過去ログ - 提督「ウチは平和だなぁ」艦娘「表面上は」 その2
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471: ◆uyMG3dCVpM[sage saga]
2015/07/23(木) 23:23:59.64 ID:TcK5Yj3x0
南方「本当に娘みたい」

微笑みながら瑞鶴を撫でる。

南方「早く・・・言わなくちゃね」

事実を知って提督は受け入れてくれるだろうか?

母と呼んでくれるだろうか?

願わくば・・・普通の親子のように、

今までの時間を埋めるように、

自分に甘えて欲しい。

そんなことを考えながら、眠りに落ちた。

南方棲鬼の様子を見に来た榛名はまるで母娘のように寄り添い眠る瑞鶴を見て、

表情を曇らせた。

榛名(なんで・・・お義母様に気に入られてるんですか・・・)

ポタポタと音がするので見てみると、それは自分の血だった。

あまりにも拳を強く握り、爪が皮膚に食い込んでしまっていた。

榛名「・・・瑞鶴」ハイライトオフ

黒い感情を必死に抑えて、榛名は自室に帰って行った。

また、翔鶴も瑞鶴を探していたら、南方棲鬼の部屋で仲睦まじく寝ている所を目撃した。

特に何もせず、自室に戻る。

部屋に戻ると、机の上の写真立てに入って飾られている写真が目に入った。

それは瑞鶴と一緒に撮った写真。2人共笑顔だ。

提督が撮ってくれたから。その視線の先に提督が居たから。だから2人とも笑顔。

翔鶴「・・・なんで」

手で払いのけるように写真立てを机から落とした。

静かな室内に写真立てのガラスの割れた音が響いた。

翔鶴「なんで何時もあの娘なのよっ!!」

誰に言うわけでもなく、ただ怒鳴る。

翔鶴「何時も何時も何時も何時も何時も何時も何時も何時も何時も何時も・・・」

なんで何時も瑞鶴なんだろう。


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