過去ログ - 提督「ウチは平和だなぁ」艦娘「表面上は」 その2
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606: ◆uyMG3dCVpM[sage saga]
2015/09/26(土) 04:15:43.49 ID:E4gAZlc20
明石工房

長門「ふむ。事情は分かった。師事してやろう。だが、私は厳しいぞ?」

秋津洲「ありがとうございますっ!」

明石「では、同時に武装の強化もしましょうか」

秋津洲「強化? 出来るの?」

明石「その二式大艇ちゃん? それも良いですか?」

秋津洲「え? これは・・・」

これはとても大事な相棒だ。

渡すことに少し躊躇いがあった。

明石「強くなりたいんでしょ?」

秋津洲「・・・うん」

明石「それと・・・見せたいものが」

秋津洲「え? 見せたいもの?」

長門「まさか・・・アレを秋津洲に?」

明石「貴女が強くなりたい理由はなんですか?」

秋津洲「提督の為・・・提督に失望されたくないから」

明石「そうですか。例えば・・・敵の大群が攻めて来ました」

秋津洲「え? 攻めてきたの!?」

明石「仮定の話です。攻めてきたと仮定します」

秋津洲「うん」

明石「提督が危険な状態、貴女も満身創痍。助けられるのは貴女だけ。そんな状況でどうしますか? 逃げますか?」

秋津洲「・・・それは」

逃げる?

確かに戦いは恐い。沢山、沢山、恐い思いをした。

だけど、今はもっと恐い物がある。

それは提督から失望されること。

大破の数を聞いて提督は苦笑して、優しく撫でてくれた。


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