過去ログ - 王子「囚われの姫君に恋をした」
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6: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/05/11(月) 17:04:23.96 ID:+o0lHeNe0
姫「私は呪われているのです」

姫はそう言うと、全開の小窓に向けて手を差し出す。
だがそこには見えない壁があるかのように、姫の手は途中で止まった。

姫「この通り…私は塔から出られないのです」

王子(何てこった)

姫に呪いをかけた者は、呪いをとかないまま魔王城から逃げ出したのか。
その身勝手さに、王子は怒りを覚えた。

王子「魔法使いを連れてきましょう!それで貴方の呪いを解いてみせる!」

姫「無理だと思います…私に呪いをかけたのは、魔王軍でも随一の魔法の使い手で…」

王子「なら我が国イチの魔法使いを連れてくる。それで姫様は自由の身だ!」

王子は姫の手を握る。

王子「俺にお任せあれ!」

姫「え、えぇ」

困惑した様子の姫の様子に気づかずに、王子は瞳をキラキラ輝かせていた。


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