74: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2015/05/16(土) 18:59:13.75 ID:gEjvLFLL0
姫「ごめんなさい、王子様…」
王子には届き得ない小声で、姫は呟いた。
姫(私も、もっと貴方と居たかったです)
仕方なかった。自分は勇者に命を狙われるような存在。
そんな自分が、王子の姫になるわけにはいかない。
姫(貴方といる間、幸せでした)
誰かと過ごす暖かさを知った。
誰かに必要とされる嬉しさを知った。
誰かと愛し合うときめきを知った。
もしも来世で出会えたら――
姫(今度は、障害のない恋愛をしたいですね)
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