644: ◆v5iNaFrKLk[saga]
2015/08/14(金) 15:54:12.81 ID:kCyzMtjQ0
夕張「センス……ですか」
朝日「これはあくまで私の考え方ですが、センスというのは情報の取捨選択の上手さだと思っています」
朝日「言い換えれば本質を見極める力ですね。だからセンスがある=上達の早さに繋がると」
朝日「人は分かりやすい結果を求めがちです」
朝日「極力無駄を省き、最良の結果を得たい。その考え方は間違いではありません。占いなんかがそうですね」
朝日「ですが……無駄だと決めつけ切り捨ててしまうと、案外それなりの結果しか得られないものです。彼はそれが許せなかったみたいですね」
提督「大事なことは、自分で気が付かなければ意味がない。ただ教わるだけでは身に付かない……ってね」
朝日「あら、それは誰からの受け売り?」
提督「朝日さんからですよ。ここでの走り方、クルマに対する姿勢、考え方……みーんな都高と朝日さんとから教わったんです」
由良「つまり、朝日さんは提督さんにとって師匠みたいな人だったんですね」
提督「まあな。Zを買ったのだって、朝日さんに憧れていたって部分も大きい」
朝日「嬉しいこと言ってくれますね」
提督「事実ですから」
夕張「ところで、朝日さんは何故ココに?」
朝日「Rの様子を見に来ました。この様子だと、問題は無いようですね」
提督「問題があるとすれば俺の方かな。夕張如きを離せないなんて、やっぱり鈍ったんだなぁ……」
夕張「ムカーッ!人がどれだけ心配したかも知らないで!」
提督「だからそれは悪かったって」
朝日「さて、ココで立ち話をしていても他の方に迷惑が掛かりますし、私のガレージに移動しましょう。良ければ、お二人もどうですか?」
由良「いいんですか?」
朝日「ええ。提督としての彼の話も聞きたいですからね」
由良「では、お言葉に甘えて」
夕張「あの130を間近で見れるチャンス……流石に気分が高揚するわっ!」
提督「お前なぁ……」
朝日「ウフフ。では、参りましょうか」
902Res/673.84 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。