過去ログ - 姫「置き去りにされた世界の中で」
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2: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2015/05/17(日) 00:00:24.27 ID:dxS7ozrO0

―――
――――――

その出来事が起こる数日前の事
以下略



3: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2015/05/17(日) 00:01:17.42 ID:dxS7ozrO0
あ、注意書き忘れてた
地の文だらけでさらに長いので苦手な人は回避推奨


4: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2015/05/17(日) 00:04:12.23 ID:dxS7ozrO0
男「なんだ、知っているのか」

商人「そりゃもう、この地方では有名な"神器"ですからね。色々伝説もありますし地元で知らない人はいないんじゃないですか」

男「そんな伝承で伝わったような情報何ていらん。俺が欲しいのは場所と方法だ」
以下略



5: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2015/05/17(日) 00:04:58.93 ID:dxS7ozrO0
"その手"の業界であまりいい噂は聞かない有名な獣人の商人
腕のいい剣士と屈強な魔物、そして訳の分からん生物を従え各地を荒らして回っているとよく聞くが、顔を合わせてみればただの小娘だ
それに今は護衛もいない
ただ、そういう奴こそが有力な情報を持っていたりする。使えないのなら適当に切り上げればいい話だ

以下略



6: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2015/05/17(日) 00:05:47.48 ID:dxS7ozrO0
この町より北西へ進んだ先にあると言われる巨大な地下遺跡……いや、都市ともいえる広さか
数百年前に滅んだと言われる文明の跡地
誰の手も加えられずにそのままの形で残っているらしい


以下略



7: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2015/05/17(日) 00:06:22.46 ID:dxS7ozrO0
曖昧な証言ならば必要ないのだが……
照れくさそうに。いや、バツが悪そうに商人は言葉を綴る


商人「えっとまぁなんというか……罠だらけでしてねぇ」
以下略



8: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2015/05/17(日) 00:06:53.49 ID:dxS7ozrO0
男「お前もそいつを手に入れようって魂胆だったのか?」

商人「あわよくばそうしようとは思っていますが、何分私は観測の依頼を受けていましてねぇ。迂闊に盗ったりなんてしたら後で女神さまの天罰が下されますので」

男(こいつの訳のわからない話はどうでもいいのだが……)
以下略



9: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2015/05/17(日) 00:07:21.00 ID:dxS7ozrO0
商人「ヌッフッフ、なーんてことはありませんよ!ご購入いただければ情報料の方は値引きさせていただきますので!」

男「大した情報でも無かった癖に抱き合わせまでしてくるか……チッ、いくらだ」

商人「まいどありー」
以下略



10: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2015/05/17(日) 00:07:58.06 ID:dxS7ozrO0
――――――
―――



以下略



11: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2015/05/17(日) 00:08:37.63 ID:dxS7ozrO0
そもそも、本来国を上げ、立ち入ることを禁止されている場所
誰も知らない抜け道から、ほぼ知識が皆無な状態で歩き続けなければならない為精神的疲労も積み重なっていく
それを知っているあの商人は、やはり只者では無かったか


以下略



12: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2015/05/17(日) 00:09:13.48 ID:dxS7ozrO0
それにしても、驚くべきことにあの商人から買い取った見取り図は非常に正確なものだった
高めに"ぼられた"気もするが、そこは流石に商売人というべきか。十分に値段に釣り合うものだ


男「ここか……」
以下略



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