過去ログ - 姫「置き去りにされた世界の中で」
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48: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2015/05/17(日) 00:33:39.59 ID:dxS7ozrO0
遺跡を探索していた理由も、ただ単に好きだからとそんな訳もなく、何か発見があれば報告を
そして新たな事実を見つけることが出来ればまた名が上がる。美味しいことこの上ない
あることない事つらつらと、言い訳のように説明を続ける
勿論先ほどまで居た場所の事は伏せてある、妙な混乱と現状との食い違いを指摘されたらどう返せばいいのか分からなくなるだろう
49: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2015/05/17(日) 00:35:15.53 ID:dxS7ozrO0
姫「触れるだけだ、私のこの手からは離しはしない」
男「えっと……こうか」
50: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2015/05/17(日) 00:35:43.08 ID:dxS7ozrO0
姫「……」
姫「……」
姫「消えた……か」
51: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2015/05/17(日) 00:36:14.74 ID:dxS7ozrO0
――――――
―――
―
男「ッ!!」
52: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2015/05/17(日) 00:37:17.77 ID:dxS7ozrO0
確かに覚えている
そこの窓からは光が差し、下に見える人々の暮らし
ふてぶてしくもそこのベッドに座っていたのは姫を名乗る少女
入口のすぐ横には果物の詰められた樽……
53: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2015/05/17(日) 00:37:55.26 ID:dxS7ozrO0
しかし……
男「夢じゃないんだな……これ」
54: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2015/05/17(日) 00:38:37.11 ID:dxS7ozrO0
――――――
―――
―
55: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2015/05/17(日) 00:39:16.34 ID:dxS7ozrO0
商人「おんや?あなたですか」
男「探していたんだ、話がしたい」
剣士「何だコイツは。ナンパか?斬るか」
56: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2015/05/17(日) 00:40:48.24 ID:dxS7ozrO0
剣士「……」
ジッと俺を見つめるな。集中して話が出来ん
57: ◆cZ/h8axXSU[saga]
2015/05/17(日) 00:41:27.36 ID:dxS7ozrO0
男「それで、だ」
俺は遺跡を回ってきた事を話した
何を体験したかは言えるハズがない
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