過去ログ - 【モバマス】ヘレン「麻雀を覚えたいの」
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3: ◆K1k1KYRick[saga]
2015/05/18(月) 09:38:08.02 ID:4lxchR+/o
「プロデューサー、リーチ後にカンって出来るかしら?」

「カンですか? 待ちが変わらなければ出来ますよ」

「変わらないわ、私はずっとこのままよ」

「それなら大丈夫です」

「じゃあ肇ちゃんのをカン」

「えっ」

対面の藤原肇は困惑した。暗槓の事だと思っていたら、明槓しようとしていたのだ。

しかしこんなものはまだ序の口である。

■■■ 435 789 發發發

この前の半荘でヘレンさんは混一色を狙っていた。

發を対面からポンして七索をチー、さらに嵌張の四索をチーして三索を切った。

後ろから見ていたが、何かがおかしい

(小牌してる――っ!?)

そう、三副露していながらヘエンは小牌に気付いていないのだ。

やがて上家の日野茜からドラの一索が出るとそれもポンして二索を打った。

 ←ヘレンの手牌  111 435 789 發發發

四副露してとうとうヘレンの手牌がなくなってしまった。

こんな訳の分からない麻雀は見た事がない。

「プロデューサー、手牌がなくなったんだけど
 これはどうやって和了るのかしら?」

ヘレンは何事もなく、後ろのプロデューサーを振り向いていった。

しかし麻雀仲間の事務所メンバーが粘り強く教え、何とか麻雀が出来るようになった。

それでも時々一・三・五・七が筋よね、とか間違って覚えている事もある。

ヘレンは龍崎薫、市原仁奈、福山舞と比較的ビギナーな雀士たちと

麻雀を打ち、熱い勝負を繰り広げていた。

麻雀をしている間は問題を起こさないので

プロデューサーはほっと一息をつけるようになった。



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