638: ◆VnQqj7hYj1Uu[saga]
2016/01/05(火) 23:15:56.20 ID:S03RcydgO
……
そうしてわたくし達は、海辺へと足を運びました。
639: ◆VnQqj7hYj1Uu[saga]
2016/01/05(火) 23:18:19.86 ID:S03RcydgO
先程まで眠そうにしていた美希も、とても楽しそうです。
この素晴らしい星空なら、無理もないかもしれません……。
美希「うわぁ〜!ハニー見て!キラキラしてて、綺麗なの!」
640: ◆VnQqj7hYj1Uu[saga]
2016/01/05(火) 23:19:05.96 ID:S03RcydgO
641: ◆VnQqj7hYj1Uu[saga]
2016/01/05(火) 23:19:35.92 ID:S03RcydgO
P「今日みたいな満月の夜……」
貴音「め、面妖なぁぁぁぁ!!」
P「……た、貴音!?」
642: ◆VnQqj7hYj1Uu[saga]
2016/01/05(火) 23:20:32.85 ID:S03RcydgO
響「プロデューサー、続き話してよ!自分、気になるぞ!」
貴音「ひ、ひ、響!もうやめましょう!やめです、やめ!」
美希「むぅー、美希も聞きたいの。貴音って、案外怖がりさんなんだね。あはっ☆」
643: ◆VnQqj7hYj1Uu[saga]
2016/01/05(火) 23:21:20.03 ID:S03RcydgO
P「うーん、貴音も怖がってるし、無理に話すのもどうかと……」
響「そ、そうだけどさ……でも自分、気になって眠れなくなっちゃうよ!」
……仕方がありません。
644: ◆VnQqj7hYj1Uu[saga]
2016/01/05(火) 23:22:05.67 ID:S03RcydgO
貴音「わたくしは耳を塞いでおりますので、どうかお早めに……」
P「でも、無理はよくな」
645: ◆VnQqj7hYj1Uu[saga]
2016/01/05(火) 23:22:57.04 ID:S03RcydgO
P「ーーごほん。じゃあ話すぞ?……それは今日みたいな満月の夜……」
P「とある女性が三人、夜の海辺にやって来たんだそうだ。ちょうど今のみんなみたいに、星でも見に来たんだろう」
P「三人がしばらく海辺にいると、突然雲が月を隠して、辺りは真っ暗になった」
646: ◆VnQqj7hYj1Uu[saga]
2016/01/05(火) 23:23:32.26 ID:S03RcydgO
P「そのヒタヒタという音は、次第に近くなって来る。三人もなんの音だろう、と気になってきた」
P「そして音がする方を見ると、全身がびしょ濡れの、長い髪の女の幽霊が……」
647: ◆VnQqj7hYj1Uu[saga]
2016/01/05(火) 23:24:09.57 ID:S03RcydgO
思わずわたくしは、赤羽根殿にしがみついてしまいました。
もう限界です!面妖なっ、面妖なあっ!
美希「貴音、どうせ作り話だよ?」
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