824: ◆VnQqj7hYj1Uu[saga]
2016/03/08(火) 22:07:49.36 ID:eI4DI4HQO
貴音「……それにあなた様が、わたくし達アイドルのことをそのような目で見ていないことも知っています」
P「ーーえっ?」
825: ◆VnQqj7hYj1Uu[saga]
2016/03/08(火) 22:08:47.53 ID:eI4DI4HQO
P「そ、それは……」
貴音「それによってわたくしも、決心がつきました」
826: ◆VnQqj7hYj1Uu[saga]
2016/03/08(火) 22:09:23.82 ID:eI4DI4HQO
……
決して話すことはない、と思っていたこのことを話す時が来るとは……夢にも思いませんでした。
827: ◆VnQqj7hYj1Uu[saga]
2016/03/08(火) 22:10:04.54 ID:eI4DI4HQO
828: ◆VnQqj7hYj1Uu[saga]
2016/03/08(火) 22:10:48.64 ID:eI4DI4HQO
P「貴音……体が……!」
貴音「……このことを話せば、わたくしの意識は元の時間へと戻されます」
貴音「これはおそらく、その影響でしょう」
829: ◆VnQqj7hYj1Uu[saga]
2016/03/08(火) 22:11:38.70 ID:eI4DI4HQO
貴音「トップアイドルになるため。そしてあなた様にもう一度出会うために、わたくしは時を超えました」
貴音「過去の栄光も、大切な親友も捨てて……わたくしはもう一度やり直すことに決めたのです」
貴音「ですがかつて所属していた961プロを解雇されたのち、わたくしは響と全くと言って良いほど出会っていません」
830: ◆VnQqj7hYj1Uu[saga]
2016/03/08(火) 22:12:12.26 ID:eI4DI4HQO
貴音「あなた様へのこの想いが叶わぬものなのならば、わたくしがこの場所にいる理由はございません」
貴音「それならば、わたくしは置き去りにしてきた響のそばにいるべきです」
831: ◆VnQqj7hYj1Uu[saga]
2016/03/08(火) 22:12:42.00 ID:eI4DI4HQO
P「ま、待ってくれ!俺は……」
貴音「……もう、何もおっしゃらないで下さいませ、あなた様」
貴音「消えるのが、余計につらくなってしまいます」
832: ◆VnQqj7hYj1Uu[saga]
2016/03/08(火) 22:14:12.87 ID:eI4DI4HQO
833: ◆VnQqj7hYj1Uu[saga]
2016/03/08(火) 22:15:05.36 ID:eI4DI4HQO
P「貴音……っ」
貴音「このまま消えてしまうことを、お許し下さいませ」
834: ◆VnQqj7hYj1Uu
2016/03/08(火) 22:16:07.02 ID:eI4DI4HQO
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