過去ログ - 夕立「提督さん!バイオハザードごっこしましょ!」
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127:名無しNIPPER
2015/06/07(日) 14:36:00.31 ID:2xkQMSbM0
お待たせ〜実験軽巡洋艦夕張!到着しましたぁ。
すいません。お待たせしました。更新します。

3人は、現在地から提督達が待つところまで近道しようと、ボロボロになって入口の邪魔をしていた大会議室のドアをどける。
そして、大会議室に入る。

若葉「しかし……わたし達は大会議室に入って大丈夫なのだろうか?ウィルスが撒かれたのはこの大会議室だろう?」

と、大会議室を通ることを心配していた若葉だったが、ウィルスそのものは、大会議室から霧散している可能性の方が高く、それは杞憂だという結論に達した。

実際、大会議室に入った3人は感染するようにことはなかった。

そう。感染するキッカケがないと感染しないのだ。

天龍「……嫌な気配を感じるんだよなぁ」

雪風「……」

大会議室は薄暗く、イマイチあたりをつかめない。
警戒しつつ、ゆっくりと歩を進める3人。
しかし、明確な敵意をどこからか感じていた。
それは何か解らないし、なんだが皆目検討もつかなかった。

若葉「……走らないか?」

耐えかねた若葉が提案する。

雪風「……そうだね」

天龍「逃げるようで嫌だけどなぁ……しゃーねーか」

3人は頷くと、一気に大会議室を駆け抜けた。
出口にたどり着くその手前で、自分達が入ってきた入口の方から爆発音が聞こえた

天龍「!!」

一瞬だけ振り向き、預かったポーチから、閃光手榴弾を取り出すと、後ろに投げつけ、大会議室から出る

大会議室から出てもなお走り続ける3人。
その後を追うように、閃光手榴弾の甲高い音が鳥の鳴き声のように響いてくる。
その爆音の中からは到底聞こえてこないだろう囁きも聞こえてきた。

死にたい船はどこかしら、っと

若葉「今……」

雪風「……」

天龍「あぁ。龍田っぽいやつがいたな……」

雪風「……先を急ごう。多分わたし達の場所までは掴めないから……」



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