過去ログ - 【艦これ】艦娘「ケッコンカッコカリオコトワリ」 2
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239: ◆p7uyiJsetI[saga]
2015/06/21(日) 17:20:58.82 ID:jErO9bls0
受け取ったものをパラパラと捲り、大まかに目を通す。
大きな不備が無い事を軽く確認し、処理予定の書類の小山の中に放り込む。
後は特別間違った部分が無ければ、軽く手を加えて本営への逓送便に突っ込むだけだ。

提督「お疲れ様、休みなのにありがとうな。後は好きに……どうした?」

吹雪「え」

提督「いや、だからどうしたって……吹雪?」

吹雪「え、えっと……ん、と」

抱えた書類は受け取った。
そうすると、彼女はもうここには用は無いはずだ。

が、それでもあまりこの部屋から、正確には執務机の前から動く気配のない吹雪に呼びかける。
しかし当の吹雪は歯切れ悪く、えっとだの、うーんとだのと躊躇いの感嘆詞を吐き出してきょろきょろと執務室内を見回すだけで、具体的な言葉を喋らない。
吹雪の真面目な性質だ。
自分の中の意志とか欲求とか、それらを具体的に組み立てられないまま表に出すのを良しとしないために、彼女がこうやって言葉を詰まらせるのは度々ある。
普段だったら待ってやるところだが


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