過去ログ - 【艦これ】艦娘「ケッコンカッコカリオコトワリ」 2
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509:名無しNIPPER[sage]
2015/09/04(金) 20:02:41.83 ID:DjM4B/e+o
飽きてないから完結まで待ってるで


510: ◆p7uyiJsetI[saga sage]
2015/09/04(金) 20:15:54.06 ID:IVrJRC7N0
つーわけで、とりあえず14を。
繰り返すようですが、私事で遅くなりまして大変申し訳ありません。


511: ◆p7uyiJsetI[saga sage]
2015/09/04(金) 20:16:28.08 ID:IVrJRC7N0


「ねえ、知ってる? 私達の『限界突破』の噂」




512: ◆p7uyiJsetI[saga sage]
2015/09/04(金) 20:17:00.31 ID:IVrJRC7N0


14.指輪




513: ◆p7uyiJsetI[saga sage]
2015/09/04(金) 20:17:53.83 ID:IVrJRC7N0
老提督「それじゃあ、どこから話したものかな」

初老の男性は、執務室で吹雪に言ったのと同じ言葉で口火を切った。
講壇に対して聴衆席が階段構造になっている大会議室。艦娘達は基本的に少数出撃であるためこの会議室が使われることはめったにないが、今は満席でこそないもののその殆どに誰かしらが座っている。

以下略



514: ◆p7uyiJsetI[saga sage]
2015/09/04(金) 20:19:24.50 ID:IVrJRC7N0
老提督「見知った顔はそこそこいるが、まずは初めましての娘さん方もいるだろうから、それからか」

老提督「ここの鎮守府の彼とは古くから、というほどでもないが、知り合って少し経つ。まあ、それは追々」

艦娘達が会議場に入って着席して程なく、吹雪に案内されて彼が入ってきた。
以下略



515: ◆p7uyiJsetI[saga sage]
2015/09/04(金) 20:20:55.85 ID:IVrJRC7N0
そういった時の為の秘書艦だし、運用規範もある。
別にわざわざ外から提督を呼ばずにも済んだのだが。

老提督「――が、君達にとってはそんな事、些末な事だろう。聞きたい事は、わかってるつもりだ」

以下略



516: ◆p7uyiJsetI[saga sage]
2015/09/04(金) 20:21:40.55 ID:IVrJRC7N0
老提督「とは言っても、君達は殆どの事情を知っていると思うから、実質、私が話せることはそうないんだが」

そう言うと彼は左手を開き、器用にその薬指のみを動かした。
根元には銀環。
指の動きに従って、それは室内の照明を反射しきらきらと光る。
以下略



517: ◆p7uyiJsetI[saga sage]
2015/09/04(金) 20:22:31.17 ID:IVrJRC7N0
老提督「呼び方なんぞジジイで構わん、好きに呼ぶと良い。お爺様とか翁とか、それとわかればどうでも」

低めの磯風の声が静まり返った会議場によく響く。
にこやかに対応する翁の豪胆さを気に入ったのか、磯風は少々身を乗り出すように続けた。

以下略



518: ◆p7uyiJsetI[saga sage]
2015/09/04(金) 20:23:18.00 ID:IVrJRC7N0
これでいいかな、という彼の言葉に、磯風は大体の事情を説明してくれるなら、と席に座り直した。
そして彼は再び会議場の席をぐるりと見回し、他の発言者がいないのを確認し、先を続ける。

老提督「それじゃあ一先ずは、これについて。これが練度の限界を越えるための艤装、ということは知っているね」

以下略



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