過去ログ - 京介「別れよう」 あやせ「え……」
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388:名無しNIPPER[saga]
2015/06/08(月) 20:10:56.02 ID:4o0aNazTo
京介「そうなると何があるかな……。日雇いの肉体労働か、あるいは家庭教師か」
……。
389:名無しNIPPER[saga]
2015/06/08(月) 20:12:05.69 ID:4o0aNazTo
あやせ「誰かが独り占めするんじゃなくて、みんなでローテーションを組めば良いんじゃないでしょうか」
京介「今と変わってないような気がするんだが」
390:名無しNIPPER[saga]
2015/06/08(月) 20:13:20.44 ID:4o0aNazTo
黒猫「そんなに難しい話でもないでしょう? 一日に二軒回れば良いだけではないかしら」
京介「なるほど。一日に一人って限定する必要は無いか。それなら六人で週三日……。ふむ」
391:名無しNIPPER[saga]
2015/06/08(月) 20:14:40.68 ID:4o0aNazTo
俺が短期の家庭教師をする事については、概ね問題無く受け入れられた。
あやせの親は、俺が桐乃の兄だという事で信頼してくれた。お袋からは値切られた。黒猫の家は、なぜか日向ちゃんや珠希ちゃんが後押ししてくれた。加奈子が勉強する気になったと、姉の彼方さんは諸手を上げて賛成してくれた。沙織も、香織さんが適当ながら喜んでくれた。ブリジットの親とは英会話になるので、意志を疎通させるのが大変だった。
392:名無しNIPPER[saga]
2015/06/08(月) 20:15:59.13 ID:4o0aNazTo
そんなこんなで時間は流れて行き、ホワイトデーのお返しを何にしようか考えていた時に俺は気付いてしまった。
393:名無しNIPPER[saga]
2015/06/08(月) 20:16:59.70 ID:4o0aNazTo
京介「お金が無い」
櫻井「はれ? そのためにバイトしてたんでしょ? みんなとデートする時間を潰してまでさ」
394:名無しNIPPER[saga]
2015/06/08(月) 20:17:50.46 ID:4o0aNazTo
京介「お前さっきからうるさいぞ! 全然決まらねえ!」
櫻井「でもコンパオンは無いよ〜。大体、ホワイトデーのお返しなんて適当で良いってさおりんも言ってたじゃん」
395:名無しNIPPER[saga]
2015/06/08(月) 20:18:58.09 ID:4o0aNazTo
そしてホワイトデー直近の日曜日。
京介「みんな悪い、バイト代が間に合わないので、こんな物しか用意出来なかった」
396:名無しNIPPER[saga]
2015/06/08(月) 20:20:04.88 ID:4o0aNazTo
沙織「しかし京介氏、この封筒は見たところ全く同じ物を使用しておりますが、これはもしかして」
京介「そうさ! 中身が分からないままみんなに選んで貰う、これは運試しだ!」
397:名無しNIPPER[saga]
2015/06/08(月) 20:21:18.82 ID:4o0aNazTo
京介「悪い、待たせたな」
櫻井「ホントだよ。デートで彼女を待たせておいて遅刻なんて減点対象だよ!」
398:名無しNIPPER[saga]
2015/06/08(月) 20:22:49.16 ID:4o0aNazTo
秋美「行きたい所はたくさんあるんだ〜。ショッピングでしょ! 映画館でしょ! あとレストランとかカフェも良いよね!」
京介「お前にしちゃ随分普通だな。もっと奇抜な物を考えてるかと思ってたよ」
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