過去ログ - 京介「別れよう」 あやせ「え……」
↓ 1- 覧 板 20
400:名無しNIPPER[saga]
2015/06/08(月) 20:25:40.02 ID:4o0aNazTo
秋美「ここがあたしの部屋だよ。さ、入って入って!」
なぜだか断る気になれなかった俺は、結局秋美の押しに負けて彼女の家にやって来てしまった。
通された部屋は広い、のだが……。
京介「お前なー、中学の時から全然変わってねーな。なんだこの部屋、掃除しろよ!」
ただ一言、汚かった。お菓子やジュース、ゲームソフトや何かのディスク、あと衣類……と、チラチラ見えるカラフルな何かが部屋中に散らばっている。
秋美「まーいいじゃん、気にしない気にしない」
京介「今からでも麻奈実を呼んで、また掃除して貰うか?」
こんな時間に来てもらおうなんて思ってないけどな。
秋美「こら! 今はあたしとデート中なんだから、他の女のこと口にしちゃダメだよ!」
京介「お前、案外独占欲強いのな。それと、デートならもうちょい綺麗な部屋に案内して欲しかったぜ」
秋美「にひひ、京介にはありのままのあたしを見てもらいたかったのさ!」
京介「良い話風に言っても駄目だ。掃除するぞ」
秋美「ええー、メンドクサイ〜」
京介「いいからほら、さっさとゴミ袋持って来いって」
こうして急遽、彼女の部屋の大掃除が始まった。とは言えこの時間に掃除機をかけても良いものか判断が付かなかったため、極力音を出さないように注意しつつ行った。
食い散らかしのゴミをまとめ、投げっぱなしのマンガ本やゲームを片付け、服は洗面所に持ち込む。その途中で秋美がカラフルな何かを慌てて回収していたが、バカめ、バッチリ目に焼き付けたわ!
1002Res/1042.82 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。