過去ログ - 京介「別れよう」 あやせ「え……」
↓ 1- 覧 板 20
399:名無しNIPPER[saga]
2015/06/08(月) 20:24:08.31 ID:4o0aNazTo
秋美とは様々な店を見て回った。映画は観なかった。曰く「二時間もスクリーン観てるくらいなら、その時間で京介とお喋りしたいなっ!」だとさ。まったく可愛い事を言ってくれる。
昼食は俺の予算に合わせてファストフードだ。
京介「悪いな。もっと良い店に行ければ良かったんだが」
秋美「もー、京介は今日謝り過ぎ! それにその言い方はお店に悪いよ! あたしはハンバーガー大好きだから全然ここで問題無いし、京介と一緒だからどこでも平気!」
京介「そっか。ありがとな、秋美」
ポテトをついばむ秋美は、本当に幸せそうだった。
食事を終えた後はショッピングの続きだ。秋美は興味を引かれた店に片っ端から突撃して、俺が後から付いて行く。これ可愛いだの、あれはヘンテコだの、手当たり次第に手に取っては意見を交わす。
喉が乾いたらカフェに入り休憩しつつ、やっぱりお喋りに花が咲く。二人とも終始笑顔だった。
しかし楽しいと時間はあっという間に過ぎてしまうもので、気が付けば既に帰宅を考える頃合になっていた。
ショッピングモールを後にした俺たちは、その足で駅へと向かった。
京介「今日は楽しかったよ」
秋美「そーだね、すっごい楽しかった! でもちょい待ち、なに勝手に終わらそうとしてんのさ。まだ一日は終ってないよ!」
京介「なら適当な所で晩飯でも食べるか? 予算が厳しいのでまた色気の無い場所になっちまうけど」
秋美「あたしは牛丼屋でも何でも良いけどさ、それよりももっと素敵な提案があるんだ!」
京介「ほほう、拝聴しようじゃないか」
秋美「うん、うちに来て!」
1002Res/1042.82 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。