過去ログ - 時雨「幸せ太り……ねえ?」山城「」
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15:名無しNIPPER[sage]
2015/05/23(土) 15:44:51.45 ID:UjwUcwEZ0
夜
提督「妥協点を見つけよう」
山城「は?」エプロン姿
提督「今日の晩飯をそうめんにした意図は分かる。けど俺もいつまでも扶桑が言ってくれたような言葉に甘えている訳にもいかない」
山城「……」
提督「俺も、艦娘までとはいかなくても鍛えてみようかなと思うんだ」
山城「……いいわよ。最近は私が押し付け過ぎてました。これでも……反省してるのよ?」
提督「いや、それはいいんだ。……夫婦なのに感覚を共有できないのってやっぱ嫌だなって思ってさ」
山城「提督……」
提督「それに、俺も男としての意地があるしね……何より、末永く山城と一緒に居るって……約束したから」
山城「ッ!」
提督(気付けば俺は山城に抱きつかれていた。か細い腕に小さな肩、さらさらの髪。
ダイエットに成功したといっても元から細い体が更に細くなっただけだ。
ああ……どこからか桃の香りがする。思考が山城一色に染め尽くされる。
一つ屋根の下で同じ洗髪料を使っていてもにじみ出る女の……しかし上品な香り。
気付けば俺は山城を畳床に押し倒していた)
提督「………………」
山城「…………しないの?」
提督「……いや、あーいうこと言った手前……。少し自分に自信がつくまでは禁欲した方がいいかもな、って思って」
山城「うるさい」
提督(耳を噛まれた。両足で腰を押さえつけられている。いわゆるほにゃららホールドの体だ)
山城「私が……したいのよ」
提督(そこから先はよく覚えていない。本能の赴くままに、ただ、俺たちは愛し合った)
翌朝
提督「早い……早いっつの……」
山城「提督、おっそーい……って言ってみたりねwwそれよりまだ、二キロも走ってないわよ!」
提督「はぁ……はぁ……いきなり飛ばし過ぎじゃないか……?」
山城「頑張って、提督!私は提督のこと、いつまでも『頑張ってるね』って応援し続けるから!」
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