過去ログ - 鳥海「司令官さんが木曾さんを冷遇している?」
1- 20
24: ◆xedeaV4uNo[saga]
2015/05/29(金) 05:49:32.83 ID:0J45YaiY0


鳥海「島風さん、どういうつもり!」

島風「ごめんなさい! でも、まだ魚雷は撃ってないの!」

 会話を遮るように目の前に水柱が上がり、思いっきり波を被った。
 目が合ったロ級に笑われたような気がした
 もっとも笑っていたとして、笑っていられたのもそこまで。
 こちらの高角砲弾がロ級に命中していく。
 続けざまの被弾でロ級はあっという間に速度を落として的と変わらなくなる。

鳥海「潮さん、島風さんの援護に回って。私もすぐに追うから」

 この状態なら高角砲だけでも沈められるけど、主砲を向け斉射する。

ロ級B「俺、入隊スルンジャナカッター!」

 そんな言葉を残してロ級は爆沈した。
 すぐ転進してへ級の追跡に移る。魚雷の到達時刻はとっくに過ぎていた。
 島風さんに言いたいことはいくらでも思い浮んだけど、とにかくまずは無事に彼女を連れ帰らないと話にもならない。

鳥海「木曾さん、そちらの状況は?」

 通信を入れると、少し遅れて返事がやってきた。

木曾「へ級を撃沈、今はロ級二隻の追撃に入ってる。被害状況は暁が小破、響が至近弾で濡れ鼠だ。そっちは?」

鳥海「ロ級二隻を撃沈、今はへ級の追撃に入ったところですが……」

 島風さんのことを伝えようか迷いましたが。

鳥海「私も濡れ鼠です」

木曾「そっか。髪がべとついて大変だろうが、帰るまでの辛抱だからな」

鳥海「ええ、では後ほど」

 追いついた時に大惨事になっていなければいいんだけど、そうはならないと今は信じるしかない。




<<前のレス[*]次のレス[#]>>
284Res/249.35 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice