過去ログ - 【モバマス】前川みくの回想
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2: ◆Q/gHCx26bc
2015/05/25(月) 00:30:00.39 ID:Q8siWIXA0
アイドルになるためのオーディションに合格したことが知らされたときは有頂天だった。
上京してキュートなネコミミアイドルになるときが来たと大はしゃぎした。
そして両親と大喧嘩した。まだ若いと。でも最後には送り出してくれた。
きっとあの時両親が自分を止めたのは、
本気の「覚悟」かどうかを確かめたかったのだとみくは解釈している。
以下略



3: ◆Q/gHCx26bc
2015/05/25(月) 00:30:46.70 ID:Q8siWIXA0
紆余曲折あってアイドルユニット「*」として活動することになったのは、
梅雨と夏の狭間の日差しが強くなっていったころだった。
ユニットとしての初仕事を終えた日、みくは引きつった声で両親に電話していた。
具体的にどんな風な話をしたかは良く覚えていない。
初仕事のこと、その経緯、彼女達のプロデューサーのこと、とにかくたくさん。
以下略



4: ◆Q/gHCx26bc
2015/05/25(月) 00:31:33.08 ID:Q8siWIXA0
まだまだ自分はアイドルとしては新人の部類。みくは冷静に自分自身を見つめていた。
トップアイドルになるためにやらなければならないことはたくさんある。
昨日の成功が明日の成功を保証してくれるわけでもないアイドル業界では、「安心」は買えない。
いつだって不安が心の中にある。でもみくは進んでいく気持ちに揺らぎはない。
大事な仲間が、ユニットの相方がいる。大事なのは仲間が「そこにいる」ことだ。


5: ◆Q/gHCx26bc
2015/05/25(月) 00:32:12.13 ID:Q8siWIXA0
前川みくは視線を窓の外に移す。
さっきまで外を駆け抜けていた建物たちはその速度を落としている。
346プロのフェスが終わった直後のまとまったオフ。みくは一度実家に帰ることにした。
片道数時間の旅、それでも思い出すことや話したい土産話は頭の中に溢れてくる。
新幹線のアナウンスが響く。もうすぐ大阪だ。


6: ◆Q/gHCx26bc
2015/05/25(月) 00:34:33.01 ID:Q8siWIXA0
以上になります。
全体的な発想の元ネタはサザンオールスターズの「心を込めて花束を」です。
HTML化依頼に行ってきます。


7:名無しNIPPER[sage]
2015/05/25(月) 02:16:37.47 ID:ImCKXvwXo

でも一レスに詰め込み過ぎでわかりづらいですげすよ


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