過去ログ - 【安価】剣術師「この剣が斬れないのは君だけだった───── 」
1- 20
34:名無しNIPPER[saga]
2015/05/28(木) 22:43:34.46 ID:VyCW6L+bO

剣術師(……傭兵になる、のもいいが……)

剣術師(それだと少し身動きがとれなくなる、それならいっそ……)


剣術師「傭兵は、申し訳ないがお断りさせて頂こうかな」

ノルド村長「っ……何故です」

剣術師「先に言った事からも、『彼女』は追われていた」

剣術師「俺はそちらに意識を向ける為に、村の自警団兼傭兵になってる訳にはいかないんだ」

ノルド村長「……」


剣術師(……駄目だろうな)

剣術師(俺が剣士に見えたから、村にとって最大の脅威である魔物を討伐して欲しかったろうに)

剣術師(その俺が傭兵になる事を拒否しちゃぁな……)


ノルド村長「余程、あの女性が大切なのですな」

剣術師「ん?」

ノルド村長「はい?」

剣術師「……あー」

剣術師「はい」


ノルド村長「分かりました、こちらとしてもそう言われては無理にと頼める立場ではありません」

ノルド村長「この村には古くから孤児院があり、そこの院長と『べネット』は多少は腕が立ちます」

剣術師「はぁ……?」

ノルド村長「傭兵として、剣術師殿を雇うのは諦めますが……」


ノルド村長「どうかお願いします、村の近辺の魔物を討伐して下さい」

ノルド村長「報酬……は、あの女性の安全は私や村の皆で保証しましょう!」

ノルド村長「どうか……!」





<<前のレス[*]次のレス[#]>>
79Res/59.65 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice