過去ログ - 【安価】剣術師「この剣が斬れないのは君だけだった───── 」
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9:名無しNIPPER[saga]
2015/05/25(月) 17:30:56.28 ID:fWOHWLFfO

    【「「「「「「「「」」」」」」」」】


「ッッぁ……ぁあああっ!!!」


【剣閃を走らせ、一本の杭を斬った瞬間に俺は意識を手放しそうになる】

【凄まじい量の『人の死』が直接流れ込んで来たのだ】

【脳ではない、魂そのものに刻み込んでくる数多の記憶】

【世界に溢れている『死』の全てが、その一瞬に籠められていたのだ】

【そして……同時にその杭にこそ、やはり『黒』は隠れていた】


黒…?「……貴方は、どうして…………」


【『人』である事に意味を覚えながらも、『人』である事を悲劇だと言っていた少女】

【『黒の魔女』……その正体が、俺の剣によって斬り開かれた杭から現れた】

【『黒』は、その漆黒に塗り潰された目で俺を睨んでいる】


黒…?「どうして……なんで……っ」


「…………」


【睨むその目から、出る筈のない涙が一粒零れた】

【俺はそれを見ながら、まるで言い訳をするように…………】




「俺にも分からないよ、それは……」




【……言い訳をするように、目の前で涙を流す一人の女を斬ったのだ】






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