157:名無しNIPPER[saga]
2015/05/25(月) 22:00:10.19 ID:GtDeTynyo
【エリアF】
晴絵「…………」
灼が敵のお尻合わせを前に戸惑っている頃、晴絵は界と共にエリアFにいた。
そして、灼が味わった以上の衝撃を受けていた。
晴絵「…………師匠」
界「………………」
晴絵「これは…………なんの冗談なんですか?」
界「…………何がだ」
晴絵は視線を前方に向けたまま界へと声をかける。
一瞬でも目を離させない何かが晴絵の目の前に存在しているからだ。
晴絵「なんで…………なんで!!」
晴絵は次第に声を荒げる。そして眼光鋭く睨み付ける。
その視線の先に立っているのは、
恵「………………」
原村恵。リリーブライドの誇る、清楚なセーラー会長だ。
晴絵「…………」ギリ..
そんな彼を前に、晴絵が苛立ちを覚える気持ちはわからないでもない。リリーフラワーガーデン所属の晴絵にとって恵は敵なのだから。
しかし今は一応共同戦線を張っている状態。
恵は458兵に襲われた透華たちを地下へと導き、自身は地上で敵を足止めしたりと活躍しており、実力的には申し分ない。この戦いにおいては心強い存在であるはず。
それなのに、何故晴絵は光蟲とにが虫を間違えて持って来てしまったような顔をしているのか。
界「…………」ギリ..
傍にいる界も同様の表情だ。
どうして素材玉を忘れているのか。なんで生焼け肉なのだ。
晴絵と界。2人をこのような表情にさせた理由、それは……。
晴絵「なんで……なんであんたはっ!」
晴絵「味方のはずの師匠に……ふたなりっ娘の亀頭を向けてるんですか!!」
……ということだ。
恵「…………」ポチーー..ン..
味方から剥けている亀頭を向けられる苦しみ。これは向けられた者のみ知る。
界「…………」
さらに、衝撃はそれだけではない。界にとって、亀頭を向けられる以上にショックだったのは恵の姿だ。
セーラー服を身に纏っているのは普段通りだが、決定的に違っているところがある。
晴絵「それに……噂では一度もパンチラしたことのないはずの……あなたが……」
恵「………………」
晴絵「なんでパンモロしてるんですか!!」
恵「………………」ゴゴゴゴゴ...
晴絵の指摘通り、恵のパンツは丸見えだった。
それも当然だろう。スカートをパンツの中に入れてしまっているのだから。
見えない方がありえない。だが見えているこの状況もありえない。
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