354:名無しNIPPER[saga]
2015/05/26(火) 02:11:26.66 ID:5Odf4h8ko
智葉「させるか!」ガシッ(灼の手を掴む)
灼「っ!」
智葉「なるほど。確かにハンドスピードは大したものだ。ボウリングをやっているだけのことはある。だが……それ以外は並のレベルだな」
灼「ぐ……」
灼(そんなことない……!ボウリングはハンドスピード以外にも私に色々なことを教えてくれた!)
灼(レンタルシューズの使用限界を確かめるために匂いを確認してきたおかげで鼻も利くし、球を投げ終わって席に戻るまでの微妙な間をどうしたらいいのか迷ってる人たちを見るうちに空気を読む力も人並み以上に学べた!)
灼(ボウリングはあらゆることに応用できる力を身に付けられる!だからもっとみんなボウリング場に足を運ぶべき!やってみたら意外と楽しいことも思い出して!)
智葉「少し裏をかいたぐらいでは私は抜けんさ」ニヤリ
灼「あ……っ」
灼(この距離……しかも両手を掴まれて……見下ろされて……笑みを浮かべられたら……)ゾクンゾー..
智葉「それとも……あえて私に捕まりたかったのか?その意志や良し」フフ
純代《〔 D . P . The Extra−Terrestrial ( デ ィ ー ピ ー )〕》ダップゥゥゥ..ン!
智葉「!立ち直ったか」
照《〔 連 続 妄 想 ( コ ー ク ス ク リ ュ ー )〕》ギュロォォォォ!!
智葉「……ふッ!」サッ!(灼の手を離す)
灼(助かった)ホッ
智葉「なかなかの回復力だ。さすがと言うべきか」
照《『安奈×いずみ(これが私の御主人様)』、『美也×紗江(アマガミ)』……セット》
智葉「!来るか……」
純代《〔オープンカフェで優雅にコーヒーを飲んでたのに下痢便( ト ラ ウ マ メ モ リ ー )〕!》
智葉「……ぐっ……こっちもか!」ズシッ..
照《〔 連 続 妄 想 ( コ ー ク ス ク リ ュ ー )〕》ギュロォォォォ!!
智葉「ちっ!」ギリッ!
照「……っ!?」ゾクッ
照(しまった……舌打ちにゾクッとしたせいで攻撃が反れた……これでは…)
智葉「…………」サッ!
照(……やっぱり……避けられた……)
智葉「ふぅ……肝を冷やしたぞ」
純代《〔 前 夜 祭 と 後 夜 祭 で 脱 糞 ( ト ラ ウ マ メ モ リ ー )〕》
智葉「く……」
純代「………………」
純代(私の攻撃が通じてる……〔Sの世界〕で植えつけられた被虐思考はかなり厄介だけど、逆を言えばその思考さえなんとかできればきっと勝てる)
純代(そのためには本内さんを先に倒すことが重要。私と宮永さんで辻垣内さんを足止めしている間に、鷺森さんに動いてもらって…)チラ
灼「…………!」サササ
純代(さすが鷺森さん。私がお願いする前に適切な判断力で動いてくれてる。スペアやストライク後の点数を瞬時に計算できるだけのことはある。頭がいい)
成香「つ、辻垣内さん辛そうです……」ハワワ..
灼「…………ごめんね」ヒュッ
智葉「!本内、逃げ……」
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