506:名無しNIPPER[saga]
2015/05/26(火) 05:18:09.45 ID:5Odf4h8ko
ハギヨシ「はい。彼女の能力は『百合に関係する記憶を操作する』ことですので」
界「!なんて凶悪な……」
界(そんな相手にどうやって勝てっていうんだ…………ん?)
界「待ってくれ。君は今、全てを思い出したと言ったよな?それはなんでだ?彼女が解いたのか?」
ハギヨシ「………考えられるとすれば、小鍛治プロが敗北したことによって能力が解除されたか、お2人をここへ連れてきた時点で私は用済みとなったため、記憶を蘇らせた……といったところでしょうか」
界「そうか……本格的な戦闘に入る前にハギヨシさんにかけた能力を解除して負担を減らすということかもしれないな。反則的な能力だけに、負けたから解けたというより可能性は高いか」
恵「…………違う」
界「え?」
ハギヨシ「?」
恵「小鍛治健夜は敗北した。だから君にかけられた能力が解けたのだ」
界「師匠……?どうしてそんなことが言えるんですか?」
恵「私も全てを思い出したからだ」
界「えっ!?」
ハギヨシ「……どういうことでしょうか?」
界「師匠は瑞原はやりに操られ、敵対するよう仕向けられて……でも俺たちとの戦いが終わってからはリリーブライド会長としての自分を取り戻してくれたじゃないですか!」
恵「そうだな……だが真実は違っていたんだ。私は『瑞原はやりに操られてるように見せかける行動をとるように記憶を操作されていた』。さらに『瑞原はやり、あるいは自分が敗北した瞬間にリリーブライドの会長としての自分に戻る』という行動をとるよう植えつけられていた」
界「??ちょっと待ってください……それじゃあ師匠が正気に戻ったのは、小鍛治健夜によってそのように記憶を操作されていたからなんですか?」
恵「ああ」
界「……意味がわからないです。師匠を戦力として利用するならわざわざそんな面倒なことする必要は…………いや、それとも何らかの制限があって仕方なくやったことなのか?」ウーン
ハギヨシ「あるいは、そうすることで小鍛治様に都合のいい展開が望める……」
界「………………全然わからねぇ」
恵「………………」
界「…………あれ?」
ハギヨシ「どうされました?」
界「……師匠。小鍛治健夜は敗北した……つまり、うちらが勝ったんですよね?だから師匠は自分にかけられた記憶操作に気付いた……」
恵「ああ、そうだな」
界「…………おかしいぞ」
界(それならどうしてキ○タマがこんなにもかゆいんだ?)
界(戦いは終わった。それならこのかゆみは治まるはず…………まさか……)
ザァァァァア..
界(………………マジで病気なのか……?)
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