過去ログ - 【咲-saki- 】京太郎「麻雀郷?」咲「そうよ、京太郎さん」【東方】
1- 20
53: ◆pVFxOJxdKw[sage saga]
2015/05/28(木) 23:51:43.01 ID:Ridt1cI40
咲「互いに殺されることもなく、でも襲い襲われの関係は維持できて、遊べる。これが私の考えた案だったんだけど、いつの間にやら浸透して、人妖問わず遊ぶようになったわ」

京太郎「……なんだろう、そう聞くと楽園みたいだが」

咲「楽園よ?貴方曰く原住民にとってはね。流石に外来人についてまでは全てをどうにか出来ないわよ」

京太郎「まぁ、それもそうか」

やはり突然やってくる外来人には、さしもの巫女様も完全対応は無理らしい。
だが、彼女は役割を果たしてるだけだしな……俺がとやかくは言えまい。

咲「貴方は外観的には完全に京太郎さんだけど、雀力は皆無に近しいんだから。がんばりなさいよ?」

京太郎「……あっ、やっぱりそうなのか!?」

咲「ええ、だって何も感じないし」

京太郎「でも、俺だって雀士だぜ?少しくらいあったって……」

彼女の言葉に驚いて、思わず反論しようと考えたが……そうなっている原因に心当たりがないわけではなかったため、言葉に詰まった。
俺の様子を見て、何を察したのか……巫女も特に突っ込んでは来なかった。に
なんというか、付かず離れずの独特な距離感を維持しているようだ……プラマイゼロ……か。

咲「……まぁ、とりあえずここから人里までは人を襲う妖怪はあまり出ることは無いから。比較的かなり安全よ、良かったわね」

さっと示された地図には、この店らしき物の背後に広大な森があり、正面には人里らしきものがあった。
他にも気になる建物もありはしたが、やはり目に付いたのは。

京太郎「やっぱあるんだな、『宮永神社』」

咲「私をなんだと思ってるのよ……」

京太郎「いやいや、分かってたけど念のためな」

彼女の拠点であろう『宮永神社』は山の上にあるらしく、結構目立っている。流石象徴。
この地図を確認し、俺はとりあえずの目標を立てた……それは。

京太郎「よし、決めたぞ巫女さん」

咲「何をよ?」

京太郎「まずこの店の中を片付ける!」

咲「え?」

確かに外も気になりはするが、俺は目下のこのチラかっている店内を掃除して、気持ちの整理もしちまおうと考えた。
一応これからは商売人の代役になるんだし、それ相応に生活できて物も売れる状態にしなくては。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
383Res/390.46 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice