過去ログ - 艦隊これくしょん 〜艦これ〜 Bright:金剛
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◆li7/Wegg1c
[saga]
2015/05/30(土) 14:36:29.99 ID:CYvm8SPd0
深海棲艦が艦娘の活躍によって撃退された後、各国家や軍需産業はこぞって彼女達を手にしようと働きかけた。
これほど美味しい逸材を是非とも我が手に収めたいと思うのが人の性というものであろう。何より、彼女達の武装は軍需産業にとって喉から手が出るほど素晴らしいものであった。海を自在に歩くという人類の長年の夢を実現できるのだ。誰がこれを欲しがらずにいるだろうか。
しかし、彼女達の装備、通称『艤装』は再現不能であった。ある程度ならば人の技術によって整備や修理、形の再現こそ可能ではあったが、人類の技術によって、一から艤装を新造することはできなかった。構造が全く分からないのだ。
軍事産業的に艤装は利用価値が薄いいことは判明した。だが、彼女や妖精達の存在は深海棲艦殲滅には不可欠であった。そこで、各政府は艦娘達を取り込み、彼女達を統括するための上官として「提督」となる人物を派遣した。
嘗ての日本海軍に倣って、艦娘達を統括・保護するための「鎮守府」という組織が日本各地、および海外に設立された。艦娘達を国家の末端として位置づけるために鎮守府は国家の運営する組織となり、艦娘にはある一定の権限と生活の保証が約束された。
事実上、鎮守府は艦娘と提督達(およびその世話人達)による独立した組織となり、一定の権利と自由が保たれていた。
無論、国家の要請に従わずに静かに暮らすことを望む艦娘や、傭兵のごとく各地を放浪する艦娘も存在した。彼女達の意思は鎮守府に残った艦娘によってできる限り尊重された。
だが、艦娘達の必死の努力にも関わらず、深海棲艦の脅威が絶えることはなかった。
確かに10年前のような世界規模の脅威はなくなった。だが、それでも日本周辺の海域には未だ深海棲艦が残存し、度々襲撃事件が発生していた。
なんとか艦娘達が防衛線を展開し、貿易の船もギリギリ守られ、被害は最小限に収まっていたが、尚も戦いは続いていた・・・。
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