過去ログ - 艦隊これくしょん 〜艦これ〜 Bright:金剛
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◆li7/Wegg1c
[saga]
2015/05/30(土) 14:55:08.96 ID:8CTu9WN70
「クマー?だれクマ〜?」
その時、彼女達の騒ぎを聞きつけ、金剛と比叡に宛てがわれた部屋の隣から二人の少女が出て来た。
「新人さんみたいだニャ」
「Oh!貴方達は?」
金剛達よりやや小柄な長い茶髪を備えた少女と、短髪のほっそり手足のほっそりした少女が現れた。
「軽巡洋艦の球磨型一番艦、球磨だクマ。よろしくクマ〜。ちなみに長崎出身だクマ」
茶髪の少女は左手で敬礼し、挨拶する。
「同じく多摩だニャ。猫じゃないからそこんとこよろしくニャ」
球磨に倣い、短髪の少女も挨拶した。
「英国で産まれた帰国子女の金剛デース!ヨロシクオネガイシマース!」
「同じく比叡です!よろしくお願いします!」
二人は手を差し出す。球磨と多摩も手を差し出し、握手を交わした。
「さて、それぞれのお部屋はこんなとこかしら。あと、医務室はお風呂場の隣で、資料室は二階ね。詳しい設備については、また追々教えていくわね」
「それでは睦月達は夕飯の準備があるから、これで失礼するにゃしぃ! 睦月達の手料理、楽しみにするがいいぞ!」
睦月は笑い、如月とともにその場を後にした。
「まぁ分からないことがあったら球磨達に聞いてくれクマ」
「今後ともよろしくだニャ」
球磨と多摩は挨拶を終えると、再び自室に戻ってしまった。まるで気まぐれな猫のようだった。
その後二人は睦月と如月の手料理を堪能したあと、煎餅布団で隣り合って眠りにつき、懐かしい畳の香りを楽しんだ。
畳に触れたのも実に10年ぶりだった。
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