過去ログ - 艦隊これくしょん 〜艦これ〜  Bright:金剛
1- 20
239: ◆li7/Wegg1c[saga]
2015/11/05(木) 00:32:50.18 ID:g6rQ0YjM0



その後、くたくたになった暁達は、球磨と多摩に迎えられた。今夜の夕食は二人が当番で、メニューは猫飯と鯖の味噌煮と大根入りの味噌汁だった。

ほかほかの夕食を元気よく食べる暁達を見て、球磨と多摩はふっと微笑んだ。なお、睦月と如月は哨戒任務中でこの場にはいなかった。

「みんな、お疲れだにゃ」

「ちび達にしてはよくがんばったクマ」

二人は暁達を労ったが、暁達はある程度夕飯を食べ終えると、口々に今日の訓練の感想を言い始めた。

「なんか大井さんって、きっつい人ですよね・・・」

「ねー。訓練はいいけど、結構ビシバシキツいことも言ってくるし・・・。暁もちょっと頭にきたわ」

言いたい放題言う雷と暁を見かねてか、響が口を尖らせた。

「二人とも、先輩の悪口は良くない」

「でも、ちょっと腹立つじゃない!」

「そうよ! 暁はレディーなんだから、あんなに言わなくたってちゃんとできるもん!」

二人が愚痴るなか、電は何か言いたげにもじもじしていた。

「ね、電も頭にきたよね? 戯言とか言ってきてさ・・・」

だが、電は頭を横に振った。

「い、電・・・。大井先輩は本当は優しい人なんだと思うのです・・・」

「えぇっ!?」

「なんでっ!?」

暁と雷は驚いた。

「電もわかってるのです…。敵さんも助けたいっていうのが危なくて変てこなことぐらい…。

だから、ちゃんと生き残りなさいって大井さんは言ってくれたのです…」

「電の言うとおりだクマ。大井はちょっとキツいところがあるけど、本当は優しい子なんだクマ」




<<前のレス[*]次のレス[#]>>
263Res/273.78 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice