43:名無しNIPPER[sage saga]
2015/07/04(土) 02:05:13.39 ID:QHnd+vbz0
シンジ「あ、あの……父さん――」
ゲンドウ「どうした。早く言え」
シンジ「――あ……」
* ページをめくるレイ
シンジ「あ、あの……実は今日、学校で……」
無意識に右手を握ったり開いたりしているシンジ
シンジ「進路相談の面接があることを……父兄に……報告しとけって……言われたんだけど……」
ゲンドウ『そういうことは全て葛城君に一任してある。くだらんことで電話をするな」
シンジ「……」
通話にノイズが混じり始める
ゲンドウ「こんな電話をいちいち取り次ぐんじゃない――」 ブツッ…
シンジ「ん……」
**** Omit Scene ここから ****
「どうしたの」
レイがそばに立っている
シンジ「……切れちゃった」
眉をひそめるレイ
レイ「司令が、切ったの?」
シンジ「うん……いや……どうなのかな……ちょっと違う感じだったんだけど……」
受話器を置くシンジ 少し不満そうに
シンジ「ミサトさんに任せてあるって。くだらないことだって」
レイ「そう」
ふと何かに思い当たったように、
シンジ「……綾波はどうするの?」
レイ「何が」
シンジ「進路相談」
レイ「……」
やや表情を曇らせるレイ
シンジ「あの……もしかして、父さん――」
レイ「赤木博士に、任せてあると言われてるわ」
俯くレイ
シンジ「そ、そう……」
少しうろたえるシンジ
シンジ「ごめん、あの――」
レイ「行きましょう」
シンジ「う、うん……」
歩きかけるシンジとレイ
「こーんなとこで何やってんのよ、あんたたち」
振り向くシンジとレイ
アスカが歩いてくる
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**** Omit Scene ここまで ****
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