45:名無しNIPPER[sage saga]
2015/07/04(土) 02:22:38.76 ID:QHnd+vbz0
(中略)
==== エントランス ====
レイ「――だめ。連絡つかない」
携帯電話を耳から離すレイ
アスカ「こっちもだめ。有線の非常回線も切れちゃってる」
公衆電話の受話器を置くアスカ
シンジ「……どうしよう」
携帯電話を耳から離してレイを見るシンジ
レイ「……」
鞄を開け、「TOP SECRET」と書かれた手のひら大の小冊子を取り出すレイ
読み始める
* 冊子を読むレイの様子を見るシンジ
アスカ「あ!」
はっとして自分も取り出すアスカ
鞄を探り出したアスカの様子を覗き込むシンジ
シンジ「……何してるの?」
アスカ「あんたバカぁ!? 緊急時のマニュアルよ!」
レイ「とにかく本部へ行きましょう」
アスカ「そ、そうね。じゃあ、行動を開始する前に、グループのリーダーを決めましょ」
きょとんとするシンジとレイ
アスカ「で、当然私がリーダー。異議無いわね?」
ぽかんとした顔でアスカを見るシンジとレイ
アスカ「じゃあ行きましょう!」
手を腰に当てて振り向くアスカ
マニュアルを一瞥するレイ
レイ「こっちの第7ルートから下に入れるわ」
アスカと反対方向を見て言うレイ そちらを見るシンジ
アスカ「あ……」
ひきつった笑みを浮かべるアスカ
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:
==== 非常用ハッチの前 ====
突き当りに薄暗い通路 「R-07」と書かれたドア
シンジ「――でも、ドアは動かないんじゃ……あ……」
ハンドル付きの開閉装置がついている
シンジ「手動ドア……」
アスカ「ほらシンジ、あんたの出番よ」
シンジを見るレイ
:
:
シンジ「んっ……んんっ!!」
全身でハンドルを回すシンジ
シンジ「こーんな時だけ……人に頼るんだもんなあ!」
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