11: ◆sIPDGEqLDE[saga]
2015/05/31(日) 14:45:31.42 ID:Ee1SgV6S0
まずはメインの牛たんを、塩ダレに付けずにそのまま一かじり。
「あ〜むっ……んむっ……んぐっ……ん〜〜〜!! ほいひいの〜!」
12: ◆sIPDGEqLDE[saga]
2015/05/31(日) 14:46:30.75 ID:Ee1SgV6S0
テーブルの端に置かれた、とろろ用のタレを取る。
とろろにさっと垂らし、軽くかき混ぜ麦飯の上にぶっかける。
タレの色味が混じったとろろが、お椀の中でどろりと広がっていく。
13: ◆sIPDGEqLDE[saga]
2015/05/31(日) 14:47:23.88 ID:Ee1SgV6S0
「あぐっ……あむっ……ずぞぞ……んぐっ……ん〜〜……ひやわへなの〜……」
もちもちとした弾力のある麦飯の食感と、とろろが牛たんとご飯を包み込み、なおかつそこにタレの味が加算されている。
様々な味が交じり合い、しかも一つ一つがぶつかり合ったりせず、上手い具合に調和がとれていた。
14: ◆sIPDGEqLDE[saga]
2015/05/31(日) 14:48:25.67 ID:Ee1SgV6S0
まずはスープ。
透明度の高いスープは、中に細長く切った白髪ネギと小さなお肉が入っているのが見える。
また、表面には胡椒が浮かんでいた。
15: ◆sIPDGEqLDE[saga]
2015/05/31(日) 14:49:54.44 ID:Ee1SgV6S0
続いて白菜の浅漬に箸を伸ばした。
付け合せというには、少し量が多く乗せてある。
「あむっ……はむっ……は〜〜。こういうのでいいのこういうので」
16: ◆sIPDGEqLDE[saga]
2015/05/31(日) 14:51:37.81 ID:Ee1SgV6S0
どれも美味しいのだが、流石に喉が渇く塩辛さだったので、リセットついでに水をコップの半分ほど飲む。
一息ついた所で別鉢によそわれたそぼろへ。
17: ◆sIPDGEqLDE[saga]
2015/05/31(日) 14:52:46.22 ID:Ee1SgV6S0
一息ついた所で別鉢によそわれたそぼろへ。
「はむっ……んっ……しょっぱいの!」
18: ◆sIPDGEqLDE[saga]
2015/05/31(日) 14:54:37.35 ID:Ee1SgV6S0
「あとは、これ。なんだろう……?」
角皿の上に乗せられたネギ塩ダレの小鉢と白菜、その間にちんまりと茶色い物体が鎮座している。
所々に何か野菜のような物も見えている。
19: ◆sIPDGEqLDE[saga]
2015/05/31(日) 14:56:16.44 ID:Ee1SgV6S0
「びっくりしたぁ……。辛いとは思わなかったの……」
しかしこれが癖になる辛さで、不思議と嫌にならない。
20: ◆sIPDGEqLDE[saga]
2015/05/31(日) 14:58:19.97 ID:Ee1SgV6S0
塩ダレで食べた時と味噌で食べた時。
どちらもしょっぱいのは同じだが、片やマイルドに包み込み、片や荒々しく弾けるように。
二つの付け合せで全く別の顔を覗かせており、どちらも甲乙付けがたい。
21: ◆sIPDGEqLDE[saga]
2015/05/31(日) 14:59:43.99 ID:Ee1SgV6S0
「お会計3150円です」
値は張るが、それに見合う内容だった。
帰国して最初の食事に選んで大正解である。
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