394:名無しNIPPER[sage saga]
2015/11/24(火) 00:03:52.92 ID:YWG0ckye0
瑞鳳「貴方はそんな人じゃない!もっと暖かくて、優しい人で……もっと……!」
言葉を詰まらせ、体を震わせながら、瑞鳳さんは言葉を紡ぐ。
瑞鳳「どうして……どうして自分を傷つけるこというの……」
……どうして?
傷つけたくないんだ。君たちを。だから僕は。
瑞鳳「朝礼の時だって、今だって、どうして……」
事実なんだ。どんな理由だって、僕のやったことは、全部。だから。
瑞鳳「辛いよ。悲しいよ。苦しいよ。そんな姿、みたくないよ」
だから、見せたくないから、僕は。
瑞鳳「信用して貰えるようにかんばるから、嘘吐いてもらえないようにがんばるから」
瑞鳳さんの瞳から、涙が零れる。
瑞鳳「お願いだから……自分を、傷つけないで……!」
しゃがみ込んで、瑞鳳さんは蹲る。見えない顔からは、すすり泣く声が響く。
ああ……どうして、こんなにも、彼女は……。
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