458:以下、2015年にかわりまして2016年がお送りします[sage saga]
2016/01/10(日) 00:19:06.22 ID:e3H/TfZi0
五十鈴「……来た」
待つこと数分、紫色の煙が輸送艦の方から立ち上り始めた。
五十鈴は長良の通信機の周波数に合わせ、繋げた。
長良『こちら長良。……来たね』
繋がった先から、長良の緊張の吐息が漏れる。彼女も合図の紫煙を確認したようだった。
五十鈴「準備は?」
長良『出来てる』
長良の即答に、五十鈴はよし、と頷く。
五十鈴「それじゃあ行きましょうか。……無事で」
長良『五十鈴達もね。それじゃ』
通信機から姉の声が途切れる。
それを聞き届けると、隣の望月に手を上げて出撃の合図を送った。
望月は了解、と首を縦に振る。それを合図に二人は脚部のホバーをゆっくりと吹かし、岩礁の陰から身を踊りださせた。
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