527:名無しNIPPER[saga]
2016/02/22(月) 23:59:59.73 ID:Dqyywn7m0
文月「うーちゃん!ふみちゃ……っ!」
戦線を離れ、彼女達の元へ駆けつけた文月だったが、二人の姿に思わず声を失ってしまう。
四肢の一部を失い、力なく海に身を任せる弥生と、そんな彼女を抱きしめながら声を上げてなく卯月。
そんな光景に言葉を失う他なかった。
文月「嘘、うそ、そんな……」
信じられない、信じたくないと言葉を呟くが彼女の目に突き刺さる現実は変わらない。
仲間を、それも二度も失った悲しみ。
そのことに卯月の様に泣きさけびたかったが、自分までそうなってしまっては収拾がつかなくなってしまう。
そう必死に自分に言い聞かせ、感情の奔流を抑えつける。
文月「う、うーちゃ……ん」
そっと卯月の肩に手を寄せる。
だが彼女は弥生の肩に顔を寄せたまま泣き続け、反応を返さなかった。
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