544:名無しNIPPER[sage saga]
2016/02/23(火) 00:24:57.61 ID:VEurFnBX0
……いや、今は自分の身よりも目的が先だ。
間宮さんの制止の声を無視して、歩を進める。……が、また直ぐによろけて転びそうになってしまった。情けない。
間宮「もう……。見――すぐ、戻りま――らね?」
再び間宮さんは僕の肩を支えてくれる。あまり聞き取れなかったが、一緒に付いてきてくれるようだ。
危ないからと断りたかったが……間宮さんが居なければ満足に移動することも出来ない。
それに断ったとしてもこの人は多分付いて来るだろう。……甘えてしまうおうか。
「……すみません。それと……ありがとうございます」
間宮「いえいえっ。それじゃ……行きますよぉ!」
気合いを入れたようにふんすと鼻息を吹かすと、歩を進めてくれる。
申し訳なさと感謝を覚えながら、再び間宮さんと歩を共にした。
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