584:名無しNIPPER[sage saga]
2016/03/27(日) 16:20:48.77 ID:WpbE5Tq40
熊野「敵は……どこにいますの?」
そこで救援の二人が卯月達の元に到着した。
警戒して熊野はあたりを見渡しつつも、その表情は腑に落ちないと言った様子であった。
彼女が受けた報告では、駆逐級を落としつつも戦艦級が残っているという話だった。しかしその姿が何処にも見当たらない。彼女が不審がるのも当然であった。
熊野は文月に目をやり、説明を求める。
文月「えと……あたしが追い払い、ました……」
熊野「貴女が戦艦級を?」
文月「う、ううん。朝にみた敵……です」
熊野「朝……?」
益々報告と食い違う不可解な状況に、熊野は何故、と頭を捻る。
それに加えて朝の敵、という言葉に引っかかりを覚え、同時に嫌な予感が彼女を巡った。
詳細について言及したかったが、今したところで意味はない、それよりも優先させることがあると考え、抱えた疑念を振り払った。
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