3:名無しNIPPER[saga]
2015/06/01(月) 02:39:36.77 ID:36HEwyO90
しばらく歩くと町に出ました。
ああやっと見た事のある景色です。
少しだけの安心は得ましたが、それでもやっぱりお腹が空いて死にそうでした。
どこを歩いたのか分からないくらい歩いて、気が付くと裏路地でした。
機械油にまみれた髭だらけの老人が、足元にパンを置いてくれました。
自分と同じくらいボロでしたが、猫は一声お礼して、それからがつがつとかぶりだしました。
老人はずっと笑っていました。
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