過去ログ - 博士「目覚めるのだ・・・わが子達よ・・・ゴホッゴボ」
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51: ◆JaGRvtFs1Y
2015/06/06(土) 01:52:48.17 ID:kEaDgB0a0
その日は、ペンキで服を汚された人たちが
オニオンクリーニング店にわんさかやって来た
エラーのイタズラの余波でこんな事になるとは、ヒートは落胆した反面
日々さに店が繁盛したことに、喜んでいいやら悪いやらだった

「ヒイトさん、まだまだ有りますからね」

そう言うと、一人の少女がお客から預かった服を持ってくる
ヒートは自身の能力で温めたアイロンで服を仕上げていく

この店で働くようになってから、自分はこのような単純作業が好きだと感じている
しかし、服によってはやり方も違う、そこがまたこの仕事の醍醐味だ

と、自分に言い聞かせるようにヒートは作業をこなしていく


「ヒイトさん、とりあえずこれで終わりです」

少女がそう告げると、ヒートは最後の服にアイロンをかけて
その服に針金のハンガーを通すと、最後に透明のパックでラッピングする
作業をする機械へと流していく。

一段落すると、ヒートは、おやっさんがよく自分の肩や腰を叩きながら
「ふーっ」と息を吐く仕草をした

ロボットである自分に疲労というものはないが
それでも、なぜかこの仕草をしたくなるのだ

「お疲れ様です」
少女はハニカミながら言葉をかける

彼女はタマキ、ヒートがこの店の近くのゴミ捨て場で倒れていた時
偶然通りかかり、ヒートを店に連れてきたのだ


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