過去ログ - 京太郎「私は、瑞原はやりです☆」
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194: ◆Lw8TjwCkqM[saga]
2015/06/03(水) 23:47:57.19 ID:go4AqjNYo
降りた駅は長野駅。はやりさんのファンクラブの会合に来た時以来の場所だ
人も多くなってきたので、距離を詰めて追うことにした
駅から外に出ると、パラパラと軽く雪が降ってきていた
頬に雪が当たると熱が奪われ、皮膚が赤みを帯びる。冷たい
俺は、はやりさんの身体を、寒さから守るために、鞄の中からマフラーを取り出して、さっそく巻くことにした
しかし、はやりさんはというと、さきほどに引き続き、心ここに在らずといった感じだった
雪が降ってきたことも気付いていないのか、寒さで顔を赤らめながら、ただ俺の後ろに付いてきているだけ
はやり「……//」
京太郎「?」
この雪の中、またしても器用にスキップをする和のお父さん。さすがに距離が開きすぎてきた
この人混みの中、はやりさんと離れ離れになっても困ると考えて、俺は
京太郎「はやりさん」
寒そうにしているその手を握って、はやりさんの身体をグイッとこちらに引き寄せた
はやり「ちょ、ちょっ…!?//」
京太郎「遅れてますよ、少し急ぎましょう」
はやり「う、うん…//」
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