過去ログ - 京太郎「私は、瑞原はやりです☆」
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247: ◆Lw8TjwCkqM[saga]
2015/06/04(木) 01:27:54.11 ID:Ph4bqjJfo
はやり「迦具土の死は、新たな神々の誕生へと繋がり」
はやり「大気都比売の死は、穀物の起源になった」
はやり「伊耶那岐と伊耶那美は、死を経験することで、"大神"となり成長した」
はやり「天照は、服織女(はたおりめ)の死と、岩屋籠りの試練を経て、最高神へと成った」
京太郎「……」
はやり「死と再生は、二つで一つなんだよ」
***
このようにして、高天原から追い払われた須佐之男は、出雲国(いずものくに)へと降り立ちました
そこで、須佐之男は、泣いている老いた夫婦と、その娘である少女に出会いました
夫婦の名は、足名椎(アシナヅチ)・手名椎(テナヅチ)、娘の名は櫛名田比売(クシナダヒメ)といいます
須佐之男は、「なぜ泣いているのだ」、と問い掛けます
足名椎は、それに答えます
「矢俣遠呂智が毎年やってきて、娘を食べていってしまうのです」
「今、その遠呂智がやってくる時期なのです。そういうわけで、泣いているのです」、と
足名椎は、矢俣遠呂智の姿形を説明します
それによると、八つの頭と八つの尾を持ち、その長さは谷八つ、峰を八つ渡るほどで、腹はいつも血が垂れただれているそうです
そこで、須佐之男は、「お前の娘を、私にくれないか」、と言いました
足名椎は、「それは恐れ多いことです。しかし、まだあなたのお名前を存じません」、と答えます
須佐之男は答えます、「私は天照大御神の弟で、わけあって高天原から降りてきた」、と
これを聞いた、足名椎・手名椎夫婦は、「それは恐れ多いことです。娘を差し上げましょう」、と答えました
***
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