過去ログ - 京太郎「私は、瑞原はやりです☆」
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389: ◆Lw8TjwCkqM[saga]
2015/06/06(土) 00:57:53.58 ID:f9qhEBN0o
耳を澄ましていると、周囲の声が聞こえてきた
「おいおい、聞いたか?、このままいくと、大宮と当たるってよ、つくば」
つくばっていうと…
「いや、でもこの点差だろ?、さすがに、ここで終わりじゃないか」
「頑張ったよ、実際……前評判では、3回戦止まりがせいぜいだったし」
画面を見てみると、確かにすごい点差がある。普通なら、諦める点差。1位と8万は離れている
「いやいや、あの人なら分からないぜ。いくら差があろうと」
いくら差があろうと?
「あの人は──」
あの人?
『──小鍛冶健夜選手の入場です!』
会場が沸いた
それは、小鍛冶プロだった
はやり「……」
モニターの中の小鍛冶プロは、諦めていなかった
いや、そうじゃない。勝つ気でいた。そうあるのが当然のようにして
そして、この会場にいる全員が、それを予想し、期待し、確信していた
ああ、そうか、なるほどね
みんなが期待してやまないもの。それは決勝での──
はやり「私との対戦」
京太郎「……」
対局が始まった
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